皆さん、こんにちは。この記事を読もうと思ってくれた人は、今就活に悩んでいる人や、これから就活を始める人が多いと思う。就活について多くの情報が世の中にあるが、一般論で語られることが多い印象だ。ここでは、自分の経験から役に立つ内容を紹介できればと思っているので、よかったら読んでほしい。
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会社選びは大企業から

経済産業省日本の中小企業によると日本国内にはおよそ420万社の企業があり、その内訳は大企業が約1万2,000社、中小企業は約419万8,000社で、割合でみると大企業は、全体の0.3%程度しかありません。つまり、日本の企業のほとんどは中小企業が占めている。
また、従業者数で比較すると、大企業が約1,229万人、中小企業が約2,784万人であることから、全体の30%の人が大企業で働いていることになる。
テレビやニュースで見る賃上げのニュースで取り上げられる企業は大企業であることが多く、好待遇である確率が多い。3人に1人が大企業で働いているなら、就職できる可能性はそれなりにあると思う。新卒で入った会社が合わなくて、中小企業に転職することは可能なので、まずは大企業に入社して大企業の基準を知っておくのはとても良い経験なるはずだ。
業界はなんでもOK、ただし…

業界選びは基本的にどこでもOK。ただし、体力を使用する肉体労働系はお勧めしない。20代の若い時は体力があるので慣れれば何とかなるが、体力仕事は年齢を重ねることで慢性的な疲労が蓄積されるし、何より作業員以外のスキルがつかないので何かほかの職に転職したいと思っても難しい。
なので、自分のキャリアを狭めてしまう可能性が高いので肉体労働系はおすすめしない。
また、工場の交代制作業員も同じことが言えるのでおすすめしない。交代制勤務は肉体労働の上、体内時計が狂うので避けよう。ちなみに私はエンジニアの現場研修で工場の交代制勤務を経験したが頭がおかしくなりそうで、体調を崩した。
やりたいことを探すのではなく、やりたくないことを探す

仕事を探すときにどんな仕事をしたいかまず考えると思うが、それだけだと入社した後に後悔する可能性がある。なぜなら、新卒で入社する場合は自分の所属は会社が決めるもので必ずしも自分の希望通りになるとは限らない。俺は希望通りの部署に配属されなかったし、周りの同期は希望が通らなかった人の方が多かった。
しかし、自分がやりたくないことについてはある程度反映してくれることが多い。これは、大企業なので部署が多く柔軟性があることが影響していると思う。なので、これはやりたくないことを人事に伝えよう。ただし、例外があるので100%とは思わないでほしい。
面接の対応について

何を話すかではなく、どう話すか
ここからは面接について書いていく。面接対策で何を話すかを重要だと考えている人が一定数いるかもしれないが、それはあまり重要でなくて、重要なのは話し方でうまい話し方をするのではなく淡々と聞かれた質問に答えればよいと思う。声の大きさは相手に聞こえる声であればOK。あえて大きな声を出す必要はない。
学ちかは勉強の内容を伝えればOK
よく、聞かれる「学生時代に頑張ったことは何か」という質問の答えは、頑張った勉強の内容を答えればOK。大学生のメインは勉強することなので、そこで特に頑張ったものをピックアップして説明すればよい。勉強を頑張っていないとボランティア活動してたとか勉強以外のネタが必要になるかもしれないが、話す内容を作るのがめんどくさいし、何より学生の解答としてあまりよくないと思う。
なので、就活で頑張ったことを話せるよう、何か一つでも勉強を頑張って取り組もう。
最後の逆質問は会社や働き方について聞く
最後に逆質問を問われることが多いと思う。そこでは、「普段はどんな働き方をしているか」、「移動はどの程度あるか」、年齢層はどのようになっているのか」など軽い質問で良いと思う。相手の会社に興味がありますよとい軽いアピールができれば、他の質問でもOK。
特にないと答えても面接は合格するらしいが、せっかくの機会なので何点か質問してみよう。
面接官の言ったことは話半分で受け止める
これは、社会人で面接を受けたことがある人なら百万回うなづいてくれると思うが、面接官は聞こえの良いことしか言わない。「勤続年数は長い」、「職場の雰囲気はいい」、「転勤は少ない」、「休みは取りやすい」・・・と考えれば無限に出てきそうだが、半分あっていればいい方。新卒で入った会社も、今の会社も実際に入ってみると聞いている話と違うことが多かった。
なので、どこまで許容できるかによる。なので、面接官の話だけでなく、オープンワークなど口コミサイトも確認した方がよい。面接官の話をうのみにして入社すると痛い目にあうのは自分なので、対策はしっかり取ろう。
自分を売り込む必要はない

就活はセールスではない。したいことを無理に実現しようとすると、視野が狭くなってしまって迷路してしまう。それよりも「自分はどんな人と付き合い、どんな環境にいると楽しいのか」を考えると、自然に決断できるようになる。たとえ、そうならなくても転職は可能なので、心配せずに今の仕事で実績を作って自分の道を切り開こう。
最後に

まずは定石で就活してみよう。自分に合うことあわないことがわかると思う。最初から違ったやり方をする必要はなく、一つ一つ試していくことが重要だと思う。慣れてきたら、今までの就活の定石を抜け出して、自分なりの視点で考えることで、自分に合った企業との出会いが生まれるはず。就活を「対策」ではなく「自分を知る旅」として考えると、より良い決断ができる。皆さんの幸運を祈っている。それではまた違う記事で。
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