【大学受験】受験し浪人生になって感じたこと

【学習】

皆さん、お疲れ様です。今回は、自己紹介記事で少し書いた、大学受験について書きたいと思う。まだ、自己紹介を読んでない人は、ぜひ読んでほしい。
大学受験は経験しない方が辛い思いをせず楽なのだが、大学受験で勉強したおかげで、勉強に対する意識が変わったので、どうしてそう思ったのか、これから受験勉強をする人や資格勉強をする人の参考になればと思う。

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どんな大学を志望していたか

受験について書く前に、俺はどんな大学、学部を目指していたか書いておく。理系学部を目指しており、機械工学かデザイン工学を希望していた。機械工学は何となくわかると思うが、世の中にある機械を製造するときに基礎となる工学を学ぶ。デザイン工学はデザイン(美しさや使いやすさ)とエンジニアリング(技術や機能)を融合させた学問。自分としては工業系(自動車など)のデザインについて学びたいと思っていた。

学部の選び方

学部の選び方は、やりたいことがある人はそれを学べる学部学科を目指せばいいと思う。やりたくないけど誰かに勧められたからという理由で選択するのはおすすめしない。興味を失って勉強意欲がなくなる可能性があるから。

特に学びたいことがないなら、理系であれば機械工学、電気電子工学、建築、土木工学などがおすすめ。理由は、実用性が高いし機械系、電気系、建築、土木関係の企業はたくさんあるので将来につながりやすい。文系であれば、法律や商学がおすすめ。俺は理系出身なので細かいことはわからないが。どの仕事についても法律は関係してくるし商学(財務会計)の知識があると会社や業界について分析できる強みがある。
少し余談だが英語がいやだから文系ではなく理系に進むのはやめたほうがいい。理系は頻繁に英語を使用することがあり、勉強して覚える気がないとけっこう苦しいと思う。

勉強のスタイル

現役の時は学校、図書館、自宅で、浪人生の時は予備校、図書館、自宅で勉強していた。国公立を志望していたため、数学、物理、英語、現代文、古文と教科は多かった。特に、数学と物理の分量が多く、数学は数学Ⅲまで、物理は量子力学基礎まで勉強する必要があった。参考書や学校や予備校でもらった資料を使って勉強していた。受験勉強の7~8割は参考書を解くことに注力していた。

勉強の資料で特にいいなと思ったのは、

  • 数学 標準問題精講シリーズ 旺文社(基礎問題精講シリーズでも良い)
  • 英語 英単語ターゲット1900 旺文社
  • 英語 データベース 4500 完成英単語・熟語 桐原書店
  • 英語 速読英熟語 Z会
  • 物理 名問の森 物理 河合出版(標準問題精講シリーズでも良いかも…)

現代文、古文は学校や予備校の資料を使っていて、どんなものか忘れてしまった。申し訳ない。
どれも定番な参考書と思うし、ネットで調べたらまだ販売していたので、参考書選びに迷ている人は一度買ってい見ると良いかもしれない。

勉強時間の使い方

1日の勉強時間は平均して10時間程度だったと思う。数学、物理、英語を重点的に勉強し、残りの時間でその他の教科の勉強をしていた。もう少し配分を考えたらよかったかもしれないと今になって思うが、大事なことを後回し癖がついたと思う。

社会人になってからも何を優先して、何を後回しにするかは常に考えなければいけないので、学生の頃から身に着けていてよかったと思う。受験の日程は節目が決まっている(模試の日程、受験日など…)ため、スケジュールを立てないと自分が苦しい立場になると何となくわかっていて自発的に行動できたのだと思う。

受験で苦しい状況に身を置く

受験で一般入試を選択したことは、とても良い選択だったと思っている。なぜなら、推薦入試を選択してたら、自分の将来を考えて、どんな大学に入りたいかとか、どんな勉強が必要かなど真剣に考える機会が少なくなっていたと思う。大学受験の後の人生でも、人生は選択の連続なので、そこで自分にとって良い選択をするために、真剣に自分のことについて考える力は必ず自分を助けてくれると思っている。

自分に軸を持って選択すれば、選択が合っていようが間違ってようが、自分の経験になり振り返り、改善することが可能。他人の考えで選択をすると後悔しても取返しつかないし、他責志向になりがちになってしまうのではと思っている。すべての行動は自分の責任になるので、原因自分論を身に着ける良い機会が受験だったと思う。

プレッシャーとの向き合い方

プレッシャーとの向き合い方は、経験からくる自分の意志、考えを持って対応することではないかと考える。自分は、現役で大学に合格できず一年浪人した後に大学に合格したし、就職してからも多くの失敗をしてきたので、その失敗の数だけこうすればよいといアイデア、選択肢が思いつく。他人からすると「その選択で大丈夫?」と心配されるが、そんなことはどうでもよくて、自分が良ければそのプレッシャーと向き合うことができる。

つまり、場数をふむことで自然と自信や自分の軸ができていって、それによってプレッシャーに向き合うことができる。

周りのサポートの大切さ

受験を通して、家族や友人、先生のサポートがとても大きな力になった。現役の時は高校生だったので、あまり気づかなかったが、浪人してほとんどを家と予備校で過ごすことで毎日食事を作ってくれたり、掃除洗濯をしてくれるありがたさを実感できた。また、友人や予備校の先生がいたおかげで自分ばっかの主観的な考えから客観的な考えになれたので、進むべき道を外すことなく過ごすことができた。

一人では乗り越えられないことも、誰かの励ましやアドバイスがあるだけで前向きになれることを実感した。今覚えば仕事の方がハードなのだが、学生にとっては勉強が仕事なので、そこで人生の基礎を学べたことはとても大きいと思う。ただ、精神的な強さは社会人になっていろいろなものに触れて経験値増やさないと身につかないなと感じた。

最後に

ここまで、長文を読んでいただきありがとう。受験生の皆さんに少しでも参考になればありがたい。受験は人生の中ではほんの少し期間だがそこで学んだことは必ずその後の人生に活きると思うので精一杯頑張ってほしい。健闘を祈っている。

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