最近、「NISA」という言葉をよく聞くようになった。2024年から新NISA制度がスタートし、税制優遇を受けながら投資ができるということで、ずっと気になっていた「投資」をついに始めることにした。
とはいえ、最初は不安だった。「投資って難しそう」「損をしたら怖い」「どの銘柄を選べばいいの?」と、わからないことばかり。でも、実際に始めてみると、思っていたよりずっとシンプルで面白いと感じるようになった。
今回は、そんな投資初心者がNISAをきっかけに投資を始めた話を、具体的な運用方法や気づきを交えながら紹介しようと思う。
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なぜ投資を始めたのか?

もともと、投資には興味があった。でも、「なんとなく難しそう」「勉強しないとダメそう」という理由で、なかなか一歩を踏み出せずにいた。
そんな中、新NISAの開始が発表された。
- NISAなら運用益が非課税(通常、投資で得た利益には約20%の税金がかかる)
- 少額からでも始められる(投資信託なら100円からOK)
- 長期的にコツコツ投資するのに向いている制度
「これなら自分でもできそう!」と思い、ついに投資をスタートすることにした。
どんな投資をしているのか?

投資のやり方にはいろいろあるけど、自分のスタイルに合った運用方法を選ぶのが大事だと感じた。
僕の場合は、リスクを抑えながら長期的に資産を増やしたいと思い、以下のような運用方針を決めた。
投資信託 7割(S&P500 & 全世界株)
初心者でも比較的安定して資産を増やしやすい「投資信託」をメインにしている。
- S&P500連動ファンド(アメリカの代表的な500社に分散投資)
- 全世界株式ファンド(世界中の株式に分散投資)
この2つに投資することで、世界経済の成長に乗ることができる。特にS&P500は、過去のデータを見ると年平均7〜10%のリターンを出しており、長期投資にはピッタリ。
また、投資信託なら自動で分散投資ができるため、個別株のように「この企業が倒産したらどうしよう…」と心配する必要がないのもメリット。長期投資を考えているので、長い目で見たら利益がでるなと考えて日々の値動きは確認するが気にしないことを心掛けている。
現時点の俺の考えは、アメリカや日本の経済が不調になると世界中に影響がでるので、アメリカや日本の政府や企業がマイナスになるようなことはしないでしょと考えて、アメリカや日本など主要企業に広く分散投資をしているファンドに投資している。
個別株 3割(高配当株狙い)
投資信託だけでも十分だけど、「投資の面白さ」も味わいたいと思い、個別株にも挑戦してみた。
選んだのは、高配当株(配当金を多く出す企業)。配当金があると、株価が下がっても収入が得られるので、精神的に安心感がある。
業種ごとに分散して、以下のような企業に投資している。
- 商社(総合商社) → 資源やエネルギー事業が強い
- メーカー(製造業) → 安定した需要がある
- 通信(大手通信会社) → 景気に左右されにくい
- コンサル(IT・経営コンサル) → 成長が期待できる
「この会社は今後どうなるんだろう?」と企業分析をするのが楽しくなり、毎日ニュースや決算情報を見る習慣がついた。
投資を始めてわかったこと

投資を実際に始めてみると、見る世界が変わると感じた。
「実際にお金を入れる」と本気度が変わる
投資についての本を読んだり、YouTubeで勉強したりしても、結局のところ「知識を得て終わり」になりがち。でも、実際に自分のお金を投資すると、行動が変わる。
- 毎日の株価チェックが楽しくなる
- 決算発表や企業ニュースをしっかり見るようになる
- 経済の動きに敏感になる
「投資は情報戦」とよく言われるけど、まさにその通りで、本気で情報収集するようになると、どんどん面白くなってくる。
少額からでも投資を始めるべき

「投資はお金がないとできない」と思っている人も多いけど、実際はそんなことはない。
- 投資信託なら100円から買える
- NISAなら税制優遇があるのでリスクが低い
- 少額でも運用を体験することで学びが増える
少額でも**「実際に投資している」という経験を積むこと**が何より大事。最初は1,000円でもいいので、まずは投資をしてみることをおすすめする。
投資は「続けること」が大事

投資を始めてすぐに結果が出るわけではない。むしろ、最初は株価が下がって含み損になることもある。
でも、大事なのは「長期で見て成長するかどうか」。
特に、S&P500や全世界株ファンドのような長期投資向けの資産は、短期の値動きを気にせずコツコツ続けることが重要。
「下がったから売る」「怖いからやめる」というのではなく、淡々と積み立て続けることで資産は増えていく。
まとめ:まずは少額で始めよう

投資を始めてみて、「もっと早くやっておけばよかった」と思った。実際にお金を入れることで、経済や企業について深く学べるし、資産形成にもつながる。
- NISAを活用すれば、税制優遇を受けながら投資できる
- 投資信託なら初心者でも簡単に分散投資ができる
- 個別株は企業分析が楽しく、投資の醍醐味を味わえる
- 少額でもいいので、実際に投資を始めることが大事
「興味はあるけど迷っている」という人は、ぜひ少額から始めてみてほしい。投資は、ただお金を増やす手段ではなく、世界の経済や企業の成長を実感する面白い体験でもある。
さあ、一歩を踏み出そう!
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